ユニクロの「ヒートテック」タイツは寒い!最強インナーはモンベルの「ジオライン」だった!

冬といえば、ユニクロのヒートテックインナーのお世話になっている方も、多いのではないかと思います。

ユニクロは、

ヒートテックの累計販売枚数が、約10億枚を突破した!

と発表しました。(2017年9月25日)

しかし…

ほんとに温かいですか?ヒートテックインナーって。

個人的な感じ方の違いはあるとは思いますが、私には、ヒートテックインナーが温かいとは思えません。

いや、むしろ寒い!

「そんなあなたには、極暖ヒートテックでしょ!」という意見も聞こえてきそうですが、極暖ヒートテックは、ぜんぜん薄くないので、もはや、ヒートテックインナーの特徴である「薄いけど温かい」アンダーウェアではない別物であると思いますので、極暖ヒートテックインナーに関しては、この記事では無視しています。

「では、おまえは、いったいどんなアンダーウェアに着ているのだ?」

ということになりますが、それについては、後半できちんとお伝えします!


🔳 冬と私とヒートテック!

寒い日の朝、ヒートテックのタイツを履くと、す~す~して寒いです。

その上に、仕事用のスラックスを履いて、外に出ると、もっと寒いです(笑)

しかし、そこは我慢して、動いたり、暖かな室内に入った時などは、一転して、我慢できないくらい暑くなります。

私にとって、冬のヒートテックインナー(特にタイツ)とは、そのようなものでした。

しかし、多くの人と同じように、冬には発熱素材と洗脳されていた私は、ユニクロがだめなら、他のメーカーの発熱素材系インナーも試してみようと、しまむらの「ファイバーヒート」も試してみたのですが…(結果はのちほど。)

🔳 冬といえばヒートテック?

少し調べてみたら、私のようにユニクロのヒートテックインナーに不満を感じている人が、たくさんいるようです。

昨今では、

「冬の防寒対策=ヒートテック」みたいな刷り込みというか、思い込みというか、洗脳というか、冬の風潮や常識みたいなものができてしまった感があります。

仮に、ヒートテックインナーを着ているのにもかかわらず寒かった場合は、「ヒートテックインナーを着ていても寒いくらいの寒さだった!」ということになるのでしょうか?

あっ!それで「極暖ヒートテック」なるものが登場したということか?

🔳 ユニクロのヒートテックは寒い?

ユニクロのヒートテックインナーに対して、不満に思っている人の意見としては、

・着ていても寒い
・着た瞬間ヒヤッとする
・チクチクする
・乾燥する

・汗をかくとそのあと冷える

などというものが多いようです。

そこで、機能性インナーに使われている吸湿発熱(ヒートテッック)の仕組みと、ユニクロヒートテックの素材について、少し調べてみました。

🔳 吸湿発熱の仕組み

ユニクロのヒートテックは、「薄くて暖かい」というのが特徴です。

どうして、そのようなことができるかというと、吸湿発熱繊維という素材を使っているからです。

吸湿発熱繊維(きゅうしつはつねつせんい)とは、汗などの水分を吸収して発熱する繊維のことです。

日本では、2003年にユニクロが「ヒートテック」を発売し、一気に冬の定番商品として、一般に普及することとなりました。

その後、吸湿発熱という仕組みは、ユニクロだけでなく、他の多くのメーカーも使っています。

たとえば、

・GUの「あったかスタイル」
・しまむら「ファイバーヒート」
・イトーヨーカ堂の「ボディヒーター」
・イオン・トップバリュー「あたたかインナー」
・西友「エコヒート」
・グンゼ「ホットマジック」
・ベルメゾンの「ホットコット」

などがあり、もしかしたら、あなたも、この中のどれかを着ているかもしれません。

それぞれのメーカーやブランドによって、独自の吸湿発熱素材を使ったり、その他の素材と組み合わせたりしているため、それぞれの製品に若干の違いはあります。

🔳 ユニクロのヒートテックの特徴

ユニクロのヒートテック素材には、レーヨンが多めに使われています。

レーヨンというのは、高価なシルクを、人工的に作ろうとして出来た素材です。

そのシルクのような滑らかさを、製品の特徴として活かしたかったのでしょうか。

しかし、レーヨンは、水が苦手で、ある程度の水を吸うが、乾きにくいというと性質があります。

そして、

レーヨンは、涼感のある素材でもあるため、これが着た瞬間のひんやり感に一役買っています!

そのような性質のレーヨンと、ヒートテック技術による、ユニクロのヒートテック製品は、

・汗をかかないと発熱しない
・水分を吸いすぎると発熱しない
・吸い取った水分が残って体が冷える
・汗をかかないと体の水分を吸ってしまう

などという特徴があります。

上記の観点より、

ユニクロのヒートテックインナーは、登山などのアウトドアで使用には向かない

と、あるアウトドアショップ店員の方が教えてくれました。

そして、これは、

自社の製品を売りたいがために言っている、営業トークではなく、多くの人が認める本当のことです!

🔳 アンダーウェアに求めるもの

多くの人が冬のインナーに求める性能は、

動いていない時にこそ暖かく!

ですよね。

しかしながら、ヒートテックインナーは、

汗をかかなければ、発熱しない、ただの薄いインナー!

です。

そももそ、汗をかくくらい温かかったら、それ以上、発熱して暑くなる必要があるのでしょうか?

さらに、場合によっては、肌の水分が吸い取られ、乾燥肌になる可能性もあります。

そして、ヒートテックインナーを着たまま、活動したり、運動したりした場合、

かいた汗で発熱して、ますます暑くなり、吸った水分が乾かず、余計に冷えてしまう

ということになります。

また、寝ているときも、思いのほか汗をかくものなので、ヒートテックインナーを着て寝てしまうと、逆に体を冷やしてしまうことになりかねませんので、注意が必要です。

寝るときは、薄着で温かい布団に包まって眠りましょう(笑)

🔳 発熱素材には要注意!

ということで、ユニクロのヒートテックインナーに代表される、発熱素材インナーを盲信しないほうがよさそうです。

その理由を、もう一度整理すると、

・動いていないときは、汗をかかないので、発熱しないため寒い!
・しかし、動き出して汗をかくと、今度は必要以上に暑くなり、大量の汗をかく!
・そして、吸い取った汗が乾かずに、汗冷えを引き起こす!

という、本来、欲しい性能とは、逆の現象ことがおきるという、なんとも恐ろしい素材であるということが分かりました。

私のヒートテックインナーについての感想は、主にタイツについてです。

上半身は、着込めばなんとかなってしまいます。

余談ですが、ユニクロのヒートテックインナーは、私には合いませんが、

ウルトラライトダウンジャケット、あれは、いいです!

少し毛が抜けるのが気になりますが、あれをアウターではなく、インナーとして着るとかなり暖かいため、アンダーウェアのせいで温かいとか、逆に寒いとか、正直よくわかりません。

しかし、下半身は、よくわかります。

そして、下半身が寒いと、いくら上半身を着込んでも、寒いです(よね?)

とても寒い日に、お洒落(?)にくるぶしを出して歩いている人は、よほどの暑がりなのでしょうか?

ちょっと、私には理解できません。

🔳 実験してみました!

さて、ユニクロなどのヒートテック系インナーは、少なくとも私には合わないようなので、無用の長物、捨てることにしました。

しかし、捨てる前にいちど、比較してみいようと思い、同じ日にわざわざ履き替えて、実験してみてました。

実験したのは、

・ユニクロのヒートテック
・しまむらのファイバーヒート
・私のオススメアンダーウェア

の3つです。

比較したインナーは、下半身(タイツ)です。

上半身は、ダウンジャケットなどを着てしまえば、寒さを誤魔化せるし、暑い場合も一枚脱ぐなど、調整がしやすいですが、下半身は、そうもいきません。

実験では、タイツの上には、ジーンズだけを履き、その上に防風のオーバーパンツなどは履いていません。

つまり風を防がない状態で実験しました。

素材の比率は、製造する年によって多少変わるかもしれませんが、だいたいの目安として記しておきます。

🔳 実験結果は…

□ ユニクロのヒートテック

○ 本体素材:

・ポリエステル 34%
・レーヨン 34 %
・アクリル 27%
・ポリウレタン 5%

○ 感想:

履いた時のす~す~感がいちばん強く、外に出ると、余計にす~す~して寒いです。
ユニクロのヒートテックについては、始めのほうにも書きました。

今回は、そこまで実験できませんでしたが、過去に日中を通して履いたの経験から、動いて体が暖かくなると、暑くなりすぎます。

□ しまむらのファイバーヒート

○ 本体素材:

・ポリエステル 75%
・レーヨン 20%
・ポリウレタン 5%

○ 感想

ユニクロのヒートテックと比較してレーヨンの比率が低いからでしょうか、履いた時のす~す~感は、ユニクロのヒートテックよりも少なかったです。

私としては、ユニクロのヒートテックよりはいいかな?という感じでした。

こちらも、今回は、そこまで実験できませんでしたが、実験とは別の日に日中を通して履いた感想としては、ユニクロのヒートテックと同様に、動いて体が暖かくなると、暑くなりすぎます。

□ 私のおすすめ Z-L

本体素材:

・ポリエステル 100%

○ 感想:

ポリエステル100%ですので、履いた時のす~す~感は、皆無です。

外に出ても、風邪の冷たさは感じず、動いても必要以上に暑くなりません。

さすがは登山用です!

その性能に感動して、買い増しに行ったのですが、折しも、関東でも雪が降った後だったので、サイズとカラーによっては、かなり品薄の入荷待ち状態でした。

知っている人は、ちゃんと知っているのですね!

🔳 モンベル

では、私のおすすめZ-Lとは、いったい何かというと、

アウトドアブランドのモンベルのアンダーウェア「ZEO-LINE(ジオライン)」

です。

□ ジオライン

「ジオライン」の性能は、以下の通りで、素晴らしいです。

画像:モンベル アンダーウェア カタログより

サイズやカラーなどは、こちらでご確認下さい。(女性用・子供用もあります!)

モンベルオンラインショップ

私以外にも、多くの方が、モンベルのアンダーウェア「ジオライン」をすすめています。

□ 素材のバリエーション

モンベルのアンダーウェアには、「ジオライン」以外にも、「スーパーメリノウール」と「スペリオールシルク」という商品があります。

「スーパーメリノウール」は、天然の吸湿発熱素材で、ユニクロなどのヒートテックと同じ原理ですが、素材が、

・スーパーメリノウール92%
・ナイロン8%

と素材も値段も全く違いますので、ヒートテックのような不快感はないと思われます。

しかし、その性能から、日常使いには暖かすぎると思います。

スキー場などに行くのには、適していると思います。

一方、「スペリオールシルク」は、日常使い用に適していますが、速乾性や、制菌・消臭機能などは、「ジオライン」に比べると劣ってしまいます。

また、素材が、天然シルク100%ですので、やはり値段が高いのが気になるところです。

そして、「ジオライン」にサポート機能を加えた「サポーテックタイツ」もあります。

□ 素材の厚さ

「ジオライン」と「スーパーメリノウール」には、

・L.W.(ライトウエイト・薄手)
・M.W.(ミドルウエイト・中厚手)
・EXP.(エクスペディション・厚手)

の3タイプがあり、「スペリオールシルク」には、L.W.(ライトウエイト・薄手)のみという商品構成です。

画像:モンベル アンダーウェア カタログより

私は寒がりですが、屋外でじっとしているよりは、動いていることのほうが多く、暑くなりすぎるのは、ヒートテックなどの発熱素材系インナーで懲りているので、L.W.(ライトウエイト・薄手)を買いました。

今回の実験で履いたのも、ジオラインのL.W.(ライトウエイト・薄手)ですが、それで寒すぎるとは感じませんでした。

また、ヒートテックのように、発熱して、熱すぎるということもありませんでした。

正直言って、とてもいい感じです。

□ モンベルのおすすめは?

価格的にいちばん安いのが「ジオライン」で、次が「スーパーメリノウール」、最も高いのが「スペリオルシルク」です。

「ジオライン」は、100%化学繊維ですが、「メリノウール」と「シルク」は、天然素材ですので、多少高価になるのは、仕方がありません。

天然素材がお好みの方は、試してみてもいいかもしれませんが、私は、今のところ「ジオライン」で満足ししまっているので、試していません。

上半身に着るジオラインTシャツ(L.W./半袖)も、やはりいい感じに温かいです。

上半身の場合、長袖のTシャツでは、暑すぎる可能性がありますので、日常使いの場合、私は、ジオラインのアンダーウェアは、半袖で十分です。(このあたりは各個人の判断で。)

Yシャツの下に着れるように、白のVネックTシャツも用意されています。

カタログでは、スーパーメリノウールのL.W.とM.W.、スペリオルシルク(L.W.)あたりが、日常生活向きとなっていますが、仕事で外に出ることが多ければ、登山用とされているジオラインのL.W.でも、決してオーバースペックではないと思います。

価格は、ジオラインのL.W.でも、ユニクロのヒートテックインナーの2倍(ユニクロのセール時では3倍)くらいしますが、いくら安くても役に立たなければ意味がありません。

ということで、私のおすすめは、ジオラインのL.W.(ライトウエイト・薄手)です。

中厚手以上になると、スノースポーツにも対応できるくらいの暖かさですので、やはり日常使いであれば、L.W.(ライトウエイト・薄手)で十分ではないかと思います。

🔳 おわりに

寒くなると、多くの人がヒートテックを利用しているようですが、私には、始めからヒートテックインナーは合いませんでした。

なぜ、みんなヒートテックインナーを着るのか、ずっと理解できませんでした。

最近、アウトドアに興味が湧いてきて、春に向けてアウトドアウェアやギアを少しずつ揃えているのですが、そのなかで、アンダーウェアの大切さを知り、調べているうちにいろいろと分かってきました。

もしかしたら、みんな

「冬はヒートテック!」と洗脳されているだけ

なのではないでしょうか?

もちろん、発熱の仕方や行動量、汗のかき方など、人によって違いますので、ヒートテックインナーが快適という方もいるのかもしれませんが、少なくとも私は、何の未練もなく捨てることができそうです。

モンベルのアンダーウェア「ジオライン」の、保温性、速乾性などの機能は、試してみればすぐにわかるくらいの素晴らしさです。

ほんと、ヒートテックから履き替えたら、感動すると思います。

調べているなかで、モンベルの「ジオライン」は登山用なので、日常生活には不向きだという意見もありましたが、北関東で暮らす私には、そうは思いません。(暖かな地方にお住まいの方には、暑すぎるかもしれませんが…。)

また、モンベルショップの店員さんも、登山をする方はもちろんですが、多くのビジネスマンやOLの方が、普段使いのインナーとして購入しているとも教えてくれました。

ユニクロのヒートテックインナーに満足していない方は、ぜひとも試してみる価値のあるインナーですよ!

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