ハイキング・トレッキングシューズの選び方 (初心者向け)ポイントはソックス選びと足囲

登山やトレッキングほどの装備は、必要ないかもしれないハイキングでも、シューズ(靴)選びは重要です。

足が痛くなってしまっては、ハイキングどころの話ではなくなってしまいます。

夜露や湿原、急な雨などで、靴の中が濡れてしまうのも気持ちが悪いものです。

「平地のハイキングだから大丈夫!」

と思わずに、シューズだけは、きちんと準備したいものです。

実際には、平地のハイキング程度であれば、履き慣れたスニーカーでも良いとも思いますが、かつて私は、お気に入りのスニーカーで、とある山に登って、ひどく汚して帰ってきた経験があり、それ以来、スニーカーで山に行くのは、やめることにしました。

今回は、ハイキングに履いていく、山用のシューズについて書いています。

これからハイキングやトレッキングなどに挑戦する方は、参考にしてみて下さい。

* 使用目的は別として、一般的には、総称として『トレッキングシューズ』という言葉が使われることが多いので、「ハイキングだからトレッキングシューズはダメ」ということではないと思います。

* この記事は、比較的、初心者向けです。


🔳 登山・トレッキング・ハイキングシューズ

山い履いていくシューズというと、イメージ的に、下記のようなゴツいオールレザーの登山靴が思い浮かぶと思います。

オールレザーの登山靴に憧れる人は、少なくないかもしれません。

レザーには、ゴアテックス®のような防水・透湿性能はありません。

そのため、革に防水ワックスを塗ることで防水皮膜を作ります。

最近では、メーカーによっては、防水レザーを使用したり、インナーにゴアテック®を採用したモデルを出しているメーカーもあります。

オールレザーの特徴としては、

かっこいい!

重い!

はじめて新しい靴を履くとき、足のどこかに靴ずれが出来る!

メンテナンスが大変!

メンテナンス次第では長持ちする!

などといった特徴があり、長短併せ持つといった感じです。

オールレザーのシューズは、きちんと手入れをしてあげれば長年愛用できるようです。(私は、重たいのが苦手なので持っていませんが。)

手入れが苦にならなかったり、むしろギアの手入れが楽しみという方はいいのですが、それ以外の方にとっては、なかなか手入れも大変です。

そこで、最近では、下記のような、手入れの簡単なメッシュナイロンや合成皮革を使って作られたモデルが、数多く販売されています。

もちろん、ゴアテック®を採用したモデルであれば、防水・透湿性もあり、天候を気にせず山を楽しむことができます。

見た目だけで比べてしまうと、やはりオールレザーの方が、かっこよくて、お洒落ですね。

これらは、ハイカットですが、高低差のない平地のハイキングであれば、下のようなローカットのモデルでも十分かもしれません。

ローカットモデルの良いところは、普段遣いも出来ることです。

そして、ハイキングの場合、本格登山やトレッキングに比べて、多少のカジュアルダウンが可能です。

ぜひ、お洒落して、ハイキングを楽しんでみて下さい。

🔳 まずはソックス選びから!

山によく行く人は、山用のソックス(中厚手など)に合わせて、サイズ選びをしていると思います。

よく山に行く人は、普段遣いできなくても構わないでしょう。

しかし、年に1〜2回くらいしか、山に行かない人にとっては、なんとなく、もったいなく感じてしまい、ハイキング・トレッキングシューズの購入を、ためらう方もいるのではないでしょうか。(私もそうでした。)

私が思うに、年に1〜2回しか山に行かない人は、わざわざ真冬の寒い時期に、山へは行かないと思います。

多くの人は、気候がよくなる春から、紅葉のきれいな秋までの間に、山へ出かけると思います。

となると、もしかしたら、厚手のソックスを履く必要もないのかもしれません。

もちろん、(中)厚手の登山用ソックスのほうが、疲労度の低減や怪我の防止などの効果は高くなりますが、平地を歩くハイキングであれば、それほど足裏に負荷がかかりませんので、薄手のソックスでも十分だと、私は判断しました。

薄手とはいえ、もちろんサポート機能付きなどの、アウトドア用ソックスを選びたいところです。

□ モンベルのソックス

モンベルストアでは、ライトウエイト(薄手・パイルなし)の『サポーテック トラベル ショート ソックス』という、圧着機能付き高機能ソックスが販売されており、私は、これにハイキング用のシューズのサイズを合わせることにしました。

このソックスは、

土踏まず(アーチ)を下から支える独自の構造と、優れたクッション性によって、歩行時の足の負担を和らげる高機能で快適なソックスです。

私は、ローカットシューズに合わせたかったので、ショート丈のものを選びましたが、通常丈のものもあります。

このタイプ(トラベル)は、パイルが無い薄手タイプで、旅行や普段履きでも活躍します。

モンベルの『サポーテック トラベル ショート ソックス』の素材は、2種類あります。

□ ウィックロン(化繊)

ひとつは、耐久性と吸汗性・速乾性を併せ持つ、モンベルの高機能素材『ウイックロン®』を使用した『モンベル WIC. サポーテック トラベル ショートソックス』です。

□ メリノウール

もうひとつは、滑らかな肌触りと適度な保温性を備えた、高品質メリノウールを採用した、『モンベル メリノウール サポーテック トラベル ショートソックス』です。

□ ウィックロン?メリノウール?

ウィックロン(化繊)とメリノウールのどちらがいいかは、好みの問題になります。

ちなみに、モンベルストアの店員さんにきいてみたところ、次のようなことがわかりました。

・夏場の低地では、メリノウールは、少し暑いかもしれない

・メリノウールの方が、消臭機能が高い(足の臭いが抑えられる)

・メリノウールの方が、耐久性が低い(ウィックロンの方が長持ちする)

値段は、ウィックロン(化繊)のほうが、少しだけ安いです。

カラーバリエーションも、微妙に違います。

私は、ためしに両方とも買ってみましたので、実際に履き比べてみようと思います。

ためしてみたい方は、モンベルストアか、モンベルオンラインショップ、もくは、モンベルを取り扱っているスポーツ用品店で探してみて下さい。

アウトドア総合ブランド・モンベルの公式オンラインショップ。登山・キャンプ用品を中心に、カヌー・カヤック、自転車、スノーシューなど、高機能・高性能なアウトドアウエア&ギアの通信販売を行っています。

モンベルオンラインショップ以外のネットショップで、このショート丈を探してみましたが、Amazonでの出品はありませんでした。

一方、楽天では出品がありましたが、色やサイズは、あまり揃っていませんでした。

一応リンクを張っておきます。

◆ ウィックロン ◆
モンベル WIC. サポーテック トラベル ショートソックス

◆ メリノウール ◆
モンベル メリノウール サポーテック トラベル ショートソックス

🔳 シューズ選びの注意点

□ 測長と足囲

さて、ハイキングに履いていくソックスが決まったら、そのソックスを持って、お気に入りのシューズを探しに、お店に出かけましょう。

もちろん、シューズをオンラインで購入することもできますが、実際に履いてみて、歩いてみて、サイズ感を確かめてから、購入したほうが絶対にいいです。

サイズが合っていないと、足のどこか(小指とか)が、シューズに当たることも多く、その場合は、サイズを変えるか、シューズそのものを変える必要があります。

足の幅が広い人が、海外ブランドの細めに作られたシューズを選んだ場合、いくらサイズ(測長)を上げても、小指など、当たるところは当たります。

各メーカーによって、表示されているサイズは一緒でも、必ずしも同じ大きさではありません。

また、海外ブランドのシューズと国内ブランドのシューズでも、サイズ感は違ってきます。

日本人の足は、欧米人の足に比べると、幅が広い人が多いです。

単純に26㎝とか26.5cmとかの足長表示だけでは選べません。

測長は、どうにでもなるのですが、問題は足囲です。

親指の付け根と小指の付け根の関節部分(いちばん出てるところ)を、ぐるりと一周させた寸法が足囲です。(E/2E/3E/4Eなどと表記)

Eが、2E、3E、4Eとなるごとに、ゆったりサイズになります。

つまり、私のような足が幅広の人は、3Eや4Eがあるブランドから選ぶ必要があるのです。

まぁ、このあたりは、靴選び全般にいえることではありますが…

□ サイズ選びのコツ

インソール(中敷き)が、取り外せるとわかりやすいのですが、登山・ハイキング・トレッキングシューズの場合、インソールにかかとを揃えて、つま先に指が一本分くらい余裕のあるサイズを選ぶのが良いとされています。

あまりジャストすぎるサイズは、おすすめではありません。

実際に購入するときは、ショップの店員さんなどにアドバイスしてもらいながら、よりベストなサイズを選びましょう。

たいていのショップでは、ソックスを用意してくれていますが、誰が履いたかわかりません。

また、必ずしもあなたが実際に履くソックスと、厚みが同じとは限らないので、少し前に書いたように、Myソックスを持参するのがベストです。

🔳 検討したブランド

□ MERRELL(メレル)

登山靴、トレッキング、トレッキングシューズといえば、メレル(MERRELL)が有名ですが、店頭にあったモデルは、私の足には合いませんでした。

下の画像のメレル(MERRELL)の足囲表記は、2Eとなっています。

メレル(MERRELL)は、米国のブランドです。

今では、多くの海外ブランドでも、日本人向けに幅広のサイズを作っています。

調べてみたところ、メレル(MERRELL)でも、3Eのトレッキングシューズを作っているようですが、私が住んている地域の店頭では、今回、メレル(MERRELL)の3Eを見つけることができず、諦めることにしました。

□ Montbell(モンベル)

私の住む街では、それほど多くの品揃えの中から、お気に入りの一足を選ぶことができません。

もちろん、怖くて、ためし履きもせずに、ネットで購入することなんてできません。

思いのほか、私の足に合うシューズが見つからなかったので、「仕方なく」モンベルストアへ行ってみました。

そこは、やはり日本のブランドです。

mont-bell モンベル ラップランドストライダー メンズ という幅広のゴアテックスモデルが、すぐに見つかりましたので、他に私の足に合うものがなければ、それを買おうと思いました。(ソールは、少し固め)

ただ、なぜ、その場で購入しなかったかと言うと、アウトドア関係のウェアやグッズを買い始めたころは、モンベルがお気に入りでしたが、次第に、年配の方と被ることが多いと分かりました。

だから、「仕方なく」なのです。

最近は、インナーやソックスなど、別に被っても構わないものは、モンベルストアを利用しますが、ザックやシューズ、ウェア(特にトップス、アウター)など、目立つものは、モンベルを避けるようになりました。

いや、別にモンベル自体は、悪くありません!

サイズも日本人の体型に合っていて、コスパも最高です。

それゆえに、利用している人も多く、それがちょっと嫌だというだけです。

少し話はそれますが、モンベルストアのすごいところは、インナーでもソックスでも試着させてもらえることです。

それも試着用でなく、実際に購入しようと思っている商品を試着して、サイズ選びをすることができます。

シューズやアウターならまだしも、買う気もないのにソックスやインナーなどを試着するのもどうかと思いますが、もしも実際に買うつもりで、サイズに不安があるのなら、試着してから決めたい旨を店員さんに伝えれば、気持ちよく試着させてくれると思います。

□ GARMONT(ガラモント)

ネットでも調べてみたのですが、ガラモント(GARMONT)のトレッキングシューズが、幅広でお洒落だったので、店頭で探してみました。

しかし、私がデザインを気に入った、『ガラモント(GARMONT)トレイルビーストGTX』が、見つかりませんでいた。

ガラモント(GARMONT)は、代理店が変わってから、取扱店舗が少なくなったようです。

きっと、大都市なら、取り扱っている店舗もあるのでしょう。

ネットで注文することも考えましたが、私には、ネットで購入して、合わなかったら返品して、また別のサイズを購入して…っていうのが面倒なのです。

また、実際に履いてみたら、思ったほど良くなかった、とか、自分の足には合わなかった、なんてことも考えられます。

残念ですが、今回、『ガラモント(GARMONT)トレイルビーストGTX』は、諦めることにしました。

□ Caravan(キャラバン)

そして、ようやく見つけたのが、Caravan(キャラバン)の 『CARAVAN C7_03』でした。

3E(幅広)でゴアテックス®、普段遣いできそうなお洒落なデザイン。(地味ですが、こういうのが私の好みです…)

サイズも揃っていたので、これに決めました。

サイズは、27.0cmでも27.5cmでも、どちらでも良さそうだったのですが、余裕をみて27.5cmにしました。

先程のモンベルのトラベルショートソックスを履いて、シューレース(靴紐)をしっかり閉めれば、緩すぎることはないし、サイズ調整用のハーフインソールも付属していましたので、大きい方を選びました。

とはいえ、履き比べた結果、ほとんど大きさは一緒で、27.5cmの方が、ほんの少しだけ余裕があるかなという感じでした。

足がむくんだときのこともなども考えて、大きい方の27.5cmにしました。

厚手のソックスにまで対応出来るかは確認していませんが、当面は、これで歩いてみます。

『CARAVAN C7_03』のソールは、柔らかめです。

ちなみにネットでは、29cm3Eという大きなサイズまで、取扱がありましたので、大きなサイズを探している方にもおすすめです。

[キャラバン] トレッキングシューズ C7_03 ゴアテックス  ネイビー 3E

🔳 サッカニー(SAUCONY)

普段、私が履いているスニーカーは、サッカニー(SAUCONY )です。

1898年創業アメリカ最古のランニング専門ブランドSaucony(サッカニー)の日本公式サイト。 アメリカで誰もが知っている人気ブランドSaucony (サッカニー)のアイテム、技術、取り扱い店舗、雑誌掲載情報等が満載。テーマはFIND YOUR STRONG。

以前、山に履いていって、汚してしまってしまったのもサッカニー(SAUCONY )です。

ニューバランス(New Balance)がどうしても好きになれず、サッカニー(SAUCONY )ばかり履いています。

カラーバリエーションも、たくさんありますので、そこも気に入っています。

サッカーニーは、ABCマートなどで売られています。

私は、SAUCONY JAZZの“Original”ではなく、SAUCONY JAZZの “LOW PRO”が気に入っています。

クッション性は、“Original”の方が、ぜんぜん良いのですが、デザイン的に “LOW PRO”が好みです。(両方持っていますが…)

そんなサッカニー(SAUCONY )ですが、私が普段、履いているのは、

USA10、UK9、EUR44というサイズで、日本でのサイズは28cmという表記のサイズになります。

その1つ下のサイズでも履けないこともないのですが、いつも、締めつけ感のない、このサイズにしています。

つまり、SAUCONY JAZZ LOW PROの28cmと、キャラバン トレッキングシューズ C7-03の27.0cm・27.5cmが、だいたい同じサイズ感だと思います。

ハイキング・トレッキングシューズを買う前に、とりあえずスニーカーで行ってみよう、という方もいるかもしれません。

それもいいかもしれませんが、履き比べてしまうと、その差は歴然です。

好日山荘などへ行ければ、いろいろと選べそうですが、私が住んでいる街は、それほど都会ではありませんので、残念ながら、一つの店舗で、さまざまなブランドのハイキング用シューズを履き比べて、その中からベストなシューズを選ぶというわけにはいきませんでした。

気に入った(足に合った)シューズがなければ、別の店舗へ、それでもなければ、また別の店舗へ、と5〜6店舗まわって、ようやく、Caravan(キャラバン)の CARAVAN C7_03を購入することができました。

近所で、少し、慣らし履きをしてから、山へ行こうと思っています。

お気に入りのアイテムが揃ってくると、山へ行くのが、より楽しみになってきます。

アウトドアアイテムは、決して安いものでもありません。

安易に妥協せず、じっくりと、お気に入りのアイテムを揃えたいところです。

また、私が重要視しているのは、「普段遣い出来る」ということ。

山に行かないときでも、お気に入りのウェアやアイテム身につけたいと思うからです。

とくに、シューズやザック(バックパック)は、普段も使えるので、仕舞っておかないで、どんどん使っていこうと思います。

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