ハイキングやトレッキングでは、
と言われます。
当然、
ということです。
とくに、上高地のような「国立公園」では、美しい自然と、生態系を守るために、最低限、守りたいマナーです。
しかし、
ただし、他の人に迷惑をかけない範囲で!
本格的な写真を撮る人や、カメラ好きの人であれば、一眼レフのデジタルカメラを持って行きたくなると思います。
しかし…
Contents
■ 一眼レフは・・・
せっかく観光スポットへ行くなら、きれいな写真を残したいけれど、
こともあると思います。
もちろん、
「一眼レフを持っていって、写真を撮ること」が目的であれば、迷うことはありません。
しかし、
最近は、ミラーレス一眼も普及して、だいぶ軽量・コンパクトなモデルも多くなりましたが、それでも、重たいですね。
一眼レフを持っていくか置いていくかにかかわらず、私たち現代人は、スマートフォン(以下、スマホ)を持って行くと思います。
スマホを置いて行ける勇気のある人は、ある意味すごいです。
多くの人にとっては、無理でしょう。
そして、
今回の記事では、
それとも荷物になるから、スマホで済ませちゃおうかな?
と悩んでいるあなたにとって、少しでも参考になれば幸いです。
■ スマホか、一眼レフか
今回、私は、上高地を散策してきましたが、一眼レフやMacbookなど、重たいものは、一切、持っていきませんでした。
ザックを背負って、上高地の自然を散策することが目的だったからです。
また、この酷暑で、機械類を置いていくには、心配なくらいの高温だったので、
「とりあえず持っていって、いらないものは車内に置いておけばいいや!」
というわけにもいかなそうだったので、はじめから置いて行きました。
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それほど歩かずに、撮影自体が目的であるのなら、一眼レフや三脚など、荷物が多くなっても仕方がないと思います。
しかし・・・
当初の目的が散策であっても、上高地のようなところへ、いざ降り立つと、
すると、当然、
幸いにも、私たちは、
そのため、たとえ一眼レフを持っていかなくても、写真や動画を撮ることができます。
問題は、
ということになります。
一眼レフの場合、絞りやシャッタースピード、露出やホワイトバランスを適切に設定することができれば、きれいな写真は撮ることができます。(レンズにもかなり左右されますが…)
また、それが楽しみでもあったりします。
そのような観点からすると、スマホは一眼レフには敵いません。
しかし、
です。
そのため、一眼レフをAUTOやシーンモードで使っている方も多いと思います。(それが悪いという話ではありません。)
私も、正直言って、一眼レフを上手く使いこなすことができません。(写真撮影が趣味というわけでもないので…)
もちろん、背景をぼかす、早く動いているものを撮る、遠くの物を望遠レンズで撮影する…など一眼レンズに頼らざるを得ない場面もあります。
しかし、
私は、良い写真が撮れたら嬉しいけど、だからといって、「写真の撮り方をもっと学ぼう」という気持ちは、いまのところ、あまりありません。
じつは、それほど写真が好きではないのかもしれません。
だから、今回の上高地にも、一眼レフは持っていきませんでした。
■ スマホ撮影の必需品
最後に、スマホで撮影した写真を紹介しますが、
一眼レフを持たずに、写真はスマホでもいいかな?
と思ったら、次のものは必需品になります。
絶対にあったほうがいいです!
先に写真が見たい方は、目次(Contents)から「4.スマホで撮った上高地」へ飛んで下さい。
□ モバイルバッテリー
日常的に使っている方も少なくないと思いますが、モバイルバッテリーは必需品です。
写真や動画を取りまくっていると、
と思います。
モバイルバッテリーにも種類がありますが、その日のうちに、車や宿泊先で充電できるのであれば、スマホを1〜2回フル充電できるくらいの、軽量・コンパクトなモデルがオススメです。
こちらのモバイルバッテリーは、
として、テレビに紹介されたこともあります。
充電回数の目安は、メーカーによると、
iPad mini 4にも80%まで充電できる。
というスペックです。
日帰りや一泊(テント泊以外)であれば、これくらいで十分だと思いますが、スマホ以外にも充電するものがあったり、容量的にもう少し欲しい場合は、
充電回数の目安は、メーカーによると、
ということです。
重さは、322 g。
「大は小を兼ねる」と思った方も多いかと思いますが、
先程の軽量・コンパクトモデルに比べて、2.6倍の重さです!
しかし、こちらは2ポートありますので、2台の端末を同時に充電できるというメリットがあります。
また、
モバイルバッテリーのバッテリーがなくなるかもしれない…
という、心配は、それほどありませんので、持っていることによる安心感は大きいです。(そのかわり重たいです。)
そこで、
少々、金額的に高くなりますが、もしも、こちらのモデルも購入するのであれば、
という選択肢も、私はアリだと思います!
そのほうが、普段遣いのときに、絶対に便利です。
2台あれば、2ポートになりますので、金額的に少し高くなるという以外に、マイナス面はありません。
最後に、モバイルバッテリー購入時の注意点です。
まったく同じモデルを2台買うのも芸がない!
というあなたには、
こちらのモデルも人気ですので、2台を買って使い比べてみるのも、いいかもしれません。
こちらは、
充電回数の目安は、メーカーによると、
最後に、モバイルバッテリーを購入するときの注意点があります。
私は、マイクロUSBケーブルや、ライトングケーブルを複数用意してあるので、気にならないのですが、
□ 自撮り棒
続いてのの必需品は、自撮り棒です。
これもあると便利です!
私は、自撮りはしないので、いらない!
そう思ったあなた、
自撮り棒があるのかないのかでは、
使ってみると、よく分かるのですが、
写真の出来栄え以前に、うっかりすると落としそうになります。
最近のスマホは、大型で重たい端末が多いので、余計に心配です。
また、画面が手で遮られて見えなくならないように、指だけを使って持たなくてはなりません。
しかもその状態で、もう片方の手で画面タッチや音量ボタンを押して撮影します。
私は、いつも落としそうで心配です。
しかし、
また、スマホがしっかりとセットされていれば、スマホを落とす心配は、ぐっと少なくなります。
また、自撮り棒には、ストラップが付いていることが多いので、
ストラップを手首や指に着けておけば、自撮り棒ごと落とす心配もありません。
また、スマホを出したり、しまったりする必要もなくなります。
そのときに落とすリスクもなくなります。
もちろん、カメラをインカメラに切り替えれば、自撮りもできまので、周りからは、風景を撮っているのか、自撮りをしているのか、区別が出来ないと思います。
すると、
自撮りをしても恥ずかしくなくなりますので、いままで、やりたくても出来なかった自撮りも、抵抗なくできるようになります。
今回の上高地への散策では、海外から1人で上高地にやってきた人に、河童橋で、撮影を頼まれたりしました。
せっかく海外から上高地まで来たのだから、記念に写真撮って帰りたい気持ちは、よく分かるので、念のために数枚、パシャパシャと撮っておきました。
撮ってもらったはいいけど、残念な写真だったら、撮らなかったのと一緒ですから…
また、自撮り棒を使うことによって得られるメリットは、安定性だけではありません。
さて、自撮り棒は、自撮り棒とスマホを無線(Bluetooth)で接続するタイプと、有線(ケーブル)で接続するタイプとがあります。
無線(Bluetooth)タイプ
こちらは、無線(ブルートゥース)タイプです。
このモデルは、Bluetoothで接続するタイプの中では、オススメです。
サイズは、折り畳むと、全長約18cm、重さ約120gと、ポケットにも入るコンパクトさに加えて、チープさがないところが魅力です。
作りが非常にしっかりしていて、安心して持ち歩けます。
自撮りをしないのなら、まったく伸ばさずに使えば、本当に安定します。
ただし、
しかし、
たとえ電池切れになっても、自撮り棒を伸ばさずに、短くセットして、自撮り棒をしっかりと握ったまま、撮影は、画面タッチ等で行えば、自撮り棒なしで撮影するよりも、やはり安定します。
また、
ということにも注意が必要です。
やはり、モバイルバッテリーは必須です。
私は、先に紹介した「RAVPower」の、軽量・コンパクトな方のモバイルバッテリーを持参していたので、充電を試みたのですが、うまく充電することができませんでした。
これは、ケーブルの問題なのか、構造的に充電ができないのか、機種によるものなのかは、いまのとこと分かっていませんので、分かり次第の報告になります。
最後に、このモデルの特徴として、スマホをBluetooth接続していると、
という問題が起こります。
この現象は、Bluetooth接続を解除すると解消されます。
有線(ケーブル)タイプ
無線(Bluetooth)タイプは便利ですが、バッテリー切れという問題があります。
その点、
注意点としては、ケーブルの変換アダプタが必要な場合があることです。
サイズは、折り畳むと、全長約19.8cm、重さ約122gと、先程の有線(Bluetooth)モデルのほうがコンパクトです。
また、あまり安いものは、うまく作動しないこともあるようなので、ある程度しっかりしたものを購入したほうが、「安物買いの…」に、ならなくて済むと思います。
もう少ししっかりしていて、コンパクトのモデルがあれば試してみたいとは思うのですが、
という問題が発生します。
□ ポーチ類
さて、
ということが分かりましたが、
最後にもう一つだけ、あるといいものをあげておきます。
それは、
スマホやモバイルバッテリー、自撮り棒などを、すべてポケットに入れるのは、あまりスマートではありません。
また、落としてしまう心配もあります。
それに、冬場なら少しはいいのかもしれませんが、春〜夏では、そもそも衣類のポケットには入りきらないと思います。
そうかと言って、いちいちザックにしまうのも面倒です。
ただし、サイドポケットが充実しているザックであれば、そこに収納できるかもしれません。
そこで、
ポーチ類は、ウエストバック(ウエストポーチ)やコサッシュなど、お好みのもので構いません。
コサッシュは、基本的に薄いものが多いので、私はウエストバックを利用していますが、ウエストバックをウエストに装着するのを、あまり好まない方は、
それならザックのウエストベルトと干渉しないし、ウエストバックはお洒落ではないという印象も和らぎます。
また、厚みも意外と重要です。
■ スマホで撮った上高地
それでは、写真センスのない私が、一眼レフではなくスマホで、思わず撮影したなった上高地の美しい自然の一部を紹介します。
これをみて、
スマホでもいいかな?
と思った方は、ときには一眼レフを置いて、身軽にハイキングやトレッキングに出かけてみたはいかがでしょうか?
使用したデバイスは、
iphone7plusと『自撮り棒 TaoTronics セルフィースティック Bluetooth セルカ棒 シャッターボタン付き Android iPhoneスマートフォン対応 【高級版】』です。
写真を掲載するにあたって、多少のトリミング、傾きの調整、彩度の調整は行いましたが、これらは、一眼レフで撮った写真であっても一緒だと思います。
『大正池と枯木立』
『大正池と焼岳』
『大正池と穂高連峰』
『田代池と田代湿原』
『河童橋と梓川』
『穂高連峰と梓川』
『岳沢湿原』
『明神橋と明神岳』
『穂高神社奥宮と明神岳』
■ おわりに
いかがだったでしょうか?
職業や趣味が写真という方からすると「スマホで撮った写真なんて」と鼻で笑われてしまいそうですが、「とりあえず行った記念や思い出に」というスナップレベルであれば、十分に今のスマホは活躍してくれます。
また、SNSなどとの相性も抜群です。
SNSに上げる場合、一眼レフの場合は、撮った写真を、一度スマホに飛ばす必要がありますが、スマホであればそのままいけます。
アプリを使っての画像の加工も簡単です。
繰り返しますが、
写真が目的であれば、一眼レフを持っていくのも、ぜんぜん悪くありません。(重たいけど。)
しかし、散策のついでに、気楽にスナップや自撮りを楽しむのであれば、スマホでも十分のなかもしれません。
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