会社を辞めたくなったら。ミドルエイジの新たな生き方を模索するための2冊の本

あなたは、いまの仕事に満足しているでしょうか?

毎日の仕事は、楽しく、やりがいのある仕事でしょうか?

そして、いまのままで、老後の生活は、安心といえるでしょうか?

🔳 あと何年、働かなくてはいけないのか?

多くの人は、自由を求めますよね。

できれば、毎日、会社に行きたくないですよね?

よく、

「ワクワクすることを仕事にしよう!」

「好きなことをして生きていこう!」

と言われますが、

だからといって、何の準備もなしに、いきなり会社を辞めてしまって、あなたが幸せな人生を送ることができるかといえば、当然そんなことはないですね。

たとえ贅沢をしなくても、現代社会を生きていくためには、多少なりとも「お金」が必要になります。

すでに、死ぬまでに必要な十分な「お金」があればいいですが、これから、人は何歳まで生きるのか分かりません。

私たちは、すでに人生100年時代に突入しているのです!

そうなると、私たちは、この先、あと何年くらい働かなくてはいけないのでしょうか?

仮に何らかの方法で、80才代まで働くとすると、

20代で60年、30代で50年、40代で40年、50代で30年ということになります。

60代で定年退職して、その後は、退職金と公的年金で、悠々自適な生活が送れたのは、昭和初期に生まれた世代までの昔話ですね。

🔳 公的年金は、すでに破綻している?

私たちは、公的年金をあてにして、思うような給付が受けられなくても、文句は言えません。
少し考えれば、公的年金制度が、すでに破綻していることくらいわかります。

日本は、

1970年には、高齢者比率が7%を超え(高齢化社会)
1994年には、高齢者比率が14%を超え(高齢社会)
2016年には、20%を超えています(超高齢化社会)

日本は、とっくに超高齢化社会なのだということがわかります。

これからも、少子高齢化が進んで行くことは、まず間違いないです。

これはつまり、

公的年金の保険料を払う人は減り続けるが、公的年金を貰う人は増え続ける

ということです。

この事実を知っただけで、公的年金に期待できないことがわかります。

そもそも、あなたが毎月、支払っている、

公的年金の保険料は、将来の自分のための積立ではない

ということを忘れてはいけません。

公的年金制度は、「世代間扶養方式」で運営されています。

「世代間扶養方式」とは、厚労省のHPによると次のようなものです。

いま働いている世代(現役世代)が支払った保険料を仕送りのように高齢者などの年金給付に充てるという「世代と世代の支え合い」という考え方(これを賦課方式といいます)を基本とした財政方式で運営されています。
(保険料収入以外にも、年金積立金や税金が年金給付に充てられています。)

公的年金が、あてにならないということは、理解できたと思いますが、ここでやってはいけないことは、「国が悪い」、「政府が悪い」、「制度が悪い」と文句を言っていても、あなたの生活が良くなる確率は、極めて低いということです。

時には、声を上げることは、大切な事かもしれませんが、そういうことは、もっと余裕がある人に任せておきましょう。

あなたは、そんなことに時間とエネルギーを使うのではなく、そんな状況の中で、いかにして、自分の未来を切り開いていくのか、ということを考えなくてはなりません。

世の中を変えるのは、それからでも遅くはないですからね。

🔳 本当の自由と幸せをこの手に

もしもあなたが、しっかりとした準備をせずに、会社を辞めてしまって、つかの間の「自由」を手に入れても、「お金」がなくなれば、またどこかの組織に属することになります。

たいていは、以前よりも悪い条件で、属することになる確率が高いです。

おそらく、背に腹はかえられないので、嫌で飛び出したはずの雇われ人生に、舞戻っていくことになります。

いや、雇ってもらえれば、まだましかもしれません。

下手をすれば、派遣労働者やフリーターになって、そこから抜け出せなくなる危険性すらあります。

こうした負のスパイラルに巻き込まれてしまうと、状況は悪化し続ける、老後への不安は増すばかりです。

だから、いまがどんなに辛くても、何の準備もなしに飛び出すようなことは、避けなくてはいけません。

虎視眈々と、その時に備えて、出来る準備を、全力で行っていくのが得策です。

そして、そのためには何をなすべきかを、まずは、知ることから初めなくてはいけません。

多くの人は、現状を変えたいと思っても、何をどうすればいいのか分からないというのが正直なところではないでしょうか。

🔳 新たな生き方を模索するための2冊の本

そこで、最後に、2冊の本を紹介します。

私は、どちらも、

「現状に納得がいっていない」

「将来の不安が大きい」

多くのミドルエイジにとって、参考になる本だと思います。

□ 魂の退職

1冊目は、稲垣えみ子氏の『魂の退社』です。

元朝日新聞記者で、アフロヘア-がトレードマークの稲垣えみ子氏は、会社を辞めるために準備期間に、10年を費やしたといいます。

『魂の退社』の、その後を綴った『寂しい生活』も出版されていますが、私は、『魂の退社』だけ読めば十分かな、と思ったので買っていません。

『魂の退社』は、評価が分かれるところですが、私は、会社で働くことに疑問を感じている方は、いちど読んでみてもいいと思います。

自分は、このまま、今の会社に勤めていていいだろうか?

と、立ち止まって考えるきっかけになります。

□ 40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい

もう1冊、私が、

「なるほど、こういう生き方もアリなのか?」

と思った本は、元日本マイクロソフト社の社長を努めた、成毛 眞氏の『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』という本です。

こちらは、新書なので、気軽に読めると思います。

『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』は、同著者の『40歳を過ぎたら、三日坊主でいい』の新書版ですので、そちらを読んだ人は、買う必要はないと思います。

これらの本は、

このまま、いまの会社で頑張っていて、そこに未来はあるのだろうか?

という思いが強いミドルエイジの方は、読んでみてもいいと思います。

🔳 おわりに

『魂の退社』も『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』も、

「これからのミドルエイジは、どのように生きていくべきか?」

ということを強く考えさせられるて一冊です。

そして、新たな選択肢があることを、示唆してくれます。

世間からどう思われるのかは別として、私は、これらの本の考え方に賛同しました。

昔だったら、ちょっと考えられなかったかもしれませんが、今という時代に生きるミドルエイジの人たちにとっては、共感できる部分が多いと思います。

残念ながら、いま、こうしてネットを利用して、この記事を読むことができる世代にとっては、「年金」は、それほど、あてにできません。(さすがに、ゼロにはならないとは思いますが。)

これからのミドルエイジは、「会社」や「年金」に頼らない生き方を、模索する必要があります。

そのことに、いち早く気がついて、そのための準備に取り掛かれるかどうかが、この先のあなたの人生を大きく左右します。

もう歳だから…

なんて言っている場合ではありません。

人生100年時代にあっては、50代でも、まだ人生、半分も残っています。

諦めるのは、まだ早いのです!

まずは、本を読むなど、ほんの小さな一歩からでも、踏み出しすことが大切ですね。

何をするにしろ、昔とは違って、あなたが思うよりも、リスクは、ずっと少ないはずです。

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