輪廻転生や生まれ変わり、前世や来世、胎内記憶…
これらについて、あなたはどうお考えでしょうか?
おそらく、いまの人生が一回限りであることを、否定する人はいないでしょ。
しかし、死んだらそれっきり?
生まれる前は?
これらの疑問については、たいていの人は、
① 前世も来世もあり、人は何度も生まれ変わる。
② 死んだらそれっきり。前世や来世なんてあるはずがない。
③ 分からない。そんなこと考えたことない。
のいずれかに当てはまると思います。
あなたは、どのように考えていますか?
この記事では、「死後の世界がある」と考えたほうが、得かもしれない理由について書いています。
【関連記事】
→『かみさまは小学5年生』あなたは神さまを信じますか?この世界を平和にするためにできること
→ ドキュメンタリー映画『かみさま との やくそく〜あなたは親を選んで生まれてきた〜』と胎内記憶
🔳 前世も来世もあり、人は何度も生まれ変わる
私は、上記の①〜③のなかで、
① 前世も来世もあり、人は何度も生まれ変わる。
という説を信じています。
おそらく、10代のころよりスピリチュアルな事柄に興味があり、そのような本を好んで読んで来たことが理由かもしれません。
私自身は、これまで生きてきて、前世や未来の記憶があるとか、臨死体験などの体験をしたことは一切ありません。
【追記】まさかのカミングアウトが…
→ ドキュメンタリー映画『かみさま との やくそく〜あなたは親を選んで生まれてきた〜』と胎内記憶
しかし、たぶん私たちの本質は、この肉体ではなくて、魂(愛・光)のような霊的な存在なんだろうなと思います。
映画「マトリックス」のように、この世はVR(バーチャルリアリティ)だという可能性も大いにあると思います。
「根拠や証拠を示せ!」と言われても、それは無理です。
答えは、
実際に死んでみないと分かりません!
このように信じているからか、私にとって「死」とは、怖いことではありません。
実際はどうなのかを考えると、むしろ、ワクワクするというか、ドキドキするというか、ちょっとだけ楽しみです。
だからといって、すぐに死んでみようとも思いませんが…。
「死が楽しみ」なのと「命を粗末にする」ことは同じではありません。
そして、死と年齢はまったく関係がなく、
人生は、今世、この世でするべき課題がすべて終わらないと、帰りたくても帰れない仕組みになっていて、まだ生きているということは、まだやり残していることがあるのだと理解しています。
それが寿命というものだと思います。
私たちは、寿命を全うするまは、懸命に(楽しく)生きなくてはなりません。
自死(自殺)については、ここでは詳しく書きませんが、
「人生で最もしてはいけないこと」
「自殺しても問題の解決にはならない」
「きっと後悔する」(死後の世界があるとして)
というように理解しています。
自殺について詳しく知りたい方は、“実際に自殺した人”の意見を聞いてみてはいかがでしょうか?
*以下に紹介する、飯田文彦先生の「生きがいの創造(決定版)」にも、自殺については書かれています。
🔳 生きがいの創造(決定版)
この世の中には、神様や仏様とお話ができる方、過去(前世)の記憶を持っている方、臨死体験をして生還した方、胎内記憶がある方などがたくさんいます。
実際には、「そのように主張する方がたくさんいる」と言った方が正確かもしれません。
しかし、それらのことを真剣に研究されている方がいることも事実です。
もしも、輪廻転生や生まれ変わり、死後の世界などに興味がある方は、いちど
飯田文彦先生の「生きがいの創造(決定版)」
を読んでみることをおすすめします。
最近では、さまざまなスピリチュアル系の書籍が出版されていますが、飯田文彦先生の「生きがいの創造(決定版)」が、私にとっては原点で、その後に読んだ本も、「あっ、飯田先生の本と同じだ」という感じで、いつの間にか、それ以降に読んだ本に書かれていることの判断基準になっています。
「生きがいの創造(決定版)」は、元・福島大学経済経営学類の教授だった飯田先生が、1995年に発表した
「『生きがい』の夜明け 〜 生まれ変わりに関する科学的研究の発展が人生に与える影響について」
という学術論文がもとになっています。
この論文は、当初、論文の末尾に「ご希望の方に無償でお送りします」と書いておいたところ、希望者が殺到し、半年で7,000部以上を私費で送ったそうです。
そして、1996年に「生きがいの創造」の初版が出版され、50万部を超えるベストセラーとなりました。
その後、飯田先生は、様々な著書を発表し、「生きがいの創造」シリーズは、200万部を超えるベストセラーとなっています。
「生きがいの創造」には、『完全版』など、いくつかの種類があるのですが、新たな情報と更なる考察を加えて、初版の「生きがいの創造」から2倍以上に大幅に加筆、全面修正した『決定版』が、現時点での最新版となっています。
そして、この「生きがいの創造(決定版)」は、1年に1回以上は、増刷がかかるほどのロングセラーとなっています。
「生きがいの創造(決定版)」は、物質主義に偏り過ぎている人にとっては、バランスとるをための、よいきっかけになるかもしれません。
よく死にかけて(死の淵から生還して)人が変わったようになる人がいますが、なにも死にかけなくても、生き方を変えることはできるのです。
● 内容紹介
人は何回でも生まれ変る
本書は多くの科学者によって研究され、驚くべき報告がなされている「生まれ変わり科学」の研究成果をわかりやすく整理し、「人生のしくみ」について新しい科学の観点から読み解いていく。
10年前出版された本書の原版は、わが国にスピリチュアルブームを呼び50万部のベストセラーとなり、この書を含めた「生きがい論シリーズ」は130万部を超えた。
[決定版]では初版発刊以降、10年間に得た新しい情報、奥深い考察を加え、2倍に大幅加筆&全面修正をした。
圧倒的な知的興奮と画期的な思考法で多くの人を救ってきた、「科学的スピリチュアル人生論」の最高峰といえる本書で正しい人間観・人生観・宇宙観をつかみ、希望を持って人生を歩んでいこう。
出典:amazon
● 著者略歴 飯田 史彦
1962年、広島県生まれ。人間の価値観やメンタルヘルスについて研究する経営心理学者。営学博士(米国)。
1990年に、国立福島大学経済学部経営学科の助教授に就任。
1997年LONDON CITY UNIVERSITY BUSINESS SCHOOL(大学院)客員研究員。
この間、筑波大学大学院経営システム科学、東北大学大学院経済学研究科、同会計学研究科などの講師を歴任。
日本経営学会、日本広報学会、労務学会、組織学会、経営哲学学会、経営学史学会、人材育成学会会員。2002年、オランダに本部を置く国際大学であるIntercultural Open University(IOU)より、統合医学部の名誉教授称号を授与。
2005年、福島大学経済経営学類の教授に昇任。現在、各地の医療・福祉・教育機関からの依頼に応じ、ボランティア&チャリティ活動として、「人生の意味や価値」に関する講演を続けている。
医師・看護師の研究会「生きがいメディカル・ネットワーク」の顧問を務める。
(*本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです。)
出典:amazon
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飯田史彦研究所を訪ねると、自動的に素敵なBGMが流れますので、ご注意を。
🔳 死後の世界
死後の世界は、「ある」か「ない」かのどちらかしかありません。
つまり「ふたつにひとつ」です。
あなたは、どちらを信じているでしょうか?
どちらを信じていても自由なのですが、論理的には「ある」と思っていたほうが良いかもしれないのです。
「生きがいの創造(決定版)」の中に興味深いことが書かれていますので、紹介したいと思います。
「生きがいの創造(決定版)」の470ページに
「死後にも意識があった場合、否定論者は自分の誤りを知るが、死後に意識がない場合、肯定論者は自分の誤りを知ることはない」
という一説があります。
死後の世界が「ある」と信じていた場合、
実際に死後の世界があれば(意識があれば)、「やっぱり思ったとおりだった!」ということになり満足するできます。
しかし、死後の世界がなかった(意識がなかった)場合は、意識がないので、間違いを認めようにも意識がないので認められません。
なかったらそれまでです。
つまり、死後の世界は「ある」と信じていた場合、答えがどちらであっても、なんの問題もないということになります。
一方、死後の世界は「ない」と信じていた場合、
予想どおり死後の世界がなかったとしても、そのときには、すでに意識がないので、「思ったとおり死後の世界はなかった!」と喜ぶことはできません。
もちろん、そのことを証明することもできません。
しかし、万が一、死後の世界あった場合は、どうでしょうか?
生前、誠実に生きていた方は、「ないと思っていたけど、死後の世界はあったのか!」と思うだけですが、「どうせ死んだらすべて終わりだから」と不誠実に生きていた方にとっては、少々まずいことになるかもしれません。
きっと、もっとマシな生き方をすればよかったと、大いに後悔することになるでしょう。
つまり、死後の世界が「ある」と信じて生きていたほうが、「ない」と信じて生きているよりも、実際に死んだときのメリットが大きい(リスクが少ない)と飯田先生は述べています。
私もその通りだと思います。
「生きがいの創造(決定版)」は、「科学的スピリチュアル人生論」です。
ちょっと怪しいスピリチュアル本とは少し趣が違います。
ついでなので付け足しておきます。
死後の世界を信じていない人が死んで、万が一、死後の世界があった場合、置かれている状況が飲み込めなかったり、自分が死んだことを自覚することができないという可能性もあります。
この場合、俗に言う「成仏できない」状態になり、幽霊のようなものになって彷徨い続けることになるかもしれません。
もしも、死後、どこへ行ったらよいのかわからなくなったり、話しかけても誰にも気づかれなかったら、「光」を見つけて、そこに向かって行けば、どなたか懐かしい人が迎えに来てくれるようですよ!
このことは、万が一に備えて、覚えておいても損はないと思います。
また、「光」は、とても小さいこともあるようですので、頑張って見つけてくださいね!
このあたりの話は、桜井識子さんの本やブログを参考にさせてもらっています。
🔳 おわりに
「生きがいの創造(決定版)」は660ページにも及ぶ分厚い本です。
しかし、興味のある方でしたら、スラスラと読み進めることができると思います。
冒頭の
① 前世も来世もあり、人は何度も生まれ変わる。
② 死んだらそれっきり。前世も来世なんてあるはずがない。
③ 分からない(そんなこと考えもしない。)
のうち、
① 前世も来世もあり、人は何度も生まれ変わる。
を信じている方にとっては、「やっぱりそうなのか!」と、これまでの心のモヤモヤが晴れる思いがするのではないでしょうか?
多くの場合、周りの人に相談したり、答えを求めたりしづらい問題ですので、①の人にとっては、「読んで良かった!」と思うでしょう。
一方、②や③を信じている方にとっては、にわかには信じられない話かもしれません。
しかし、「そうのような可能性もある」と知ることには大いに意味があると思います。
そして、前項に書いたように、「死は終わりではない」と思っておいたほうが、いざ死んだときのリスクが少ないのです。
また、「死は終わりではない」と考えたほうが、人生をより良く生きるに繋がります。
「死」を考えることは、実は、「生」を考えることなのです。
答えは、「死んでみないと分からない」のですが、実際はどうなのでしょうね。
「人生最大の謎」の答えが分かるそのときまで、ワクワクしながら、後悔のない人生を生きていこうと思います。