2018年8月上旬、『ヨーロッパに、また熱波が近付いている』と、「ニューズウィーク日本版」が報じています。
ヨーロッパでは、
しかし、この夏は、アフリカから熱波が迫るスペインやポルトガルで、とくに気温が上昇しています。
英国のBBCによると、
との見解が示されています。
■ スペイン・ポルトガル
スペイン気象局も、高温警報を出しています。
です。
また、
です。
そして、
今年は、連日のように、日本も猛暑に見舞われていますが、ヨーロッパでは、日本を上回る猛暑による破壊的な影響を受けています。
■ 氷河が溶ける
この猛暑で、こんな情報もあります。
ケブネカイセ山は、
と、ストックホルム大学の地理学の教授は、指摘しています。
■ 動物はトンネルに避難
そしてさらに、この猛暑で、
ノルウェーでは、
と、公共道路管理局がドライバーに注意を呼び掛けています。
と、管理局の担当者は話しています。
■ 自然や農業も大打撃
ギリシャでは先月、
したことは、まだ記憶に新しいと思います。
この森林火災は、多くの死者も出しました。
また、
ということです。
ドイツ農業協会では、
ヨーロッパでは、さらに膨らむ恐れがあります。
■ 最高気温測定方法
この記事を書いている2018年8月の上旬は、7月中旬の猛暑が、いちど収まったあとにやってきた猛暑に見舞われています。
テレビやラジオから聞こえてくるアナウンスは、連日のように、
と繰り返し、熱中症に対する注意を呼びかけています。
実際に私が住んでいる地域の予想最高気温も、だいたいは38℃くらいです。
しかし、日中、外に出て仕事をしている私にとっては、
と、常々、思っていました。
ご存知の方も多いとは思いますが、
地上の気温の測定方法は世界気象機関(WMO)により規定されており、
と定められています。
なお、日本では、気象庁が測定高さを1.5mと定めています。
気象庁によると、
気温の観測は、風通しや日当たりの良い場所で、電気式温度計を用いて、芝生の上1.5mの位置で観測することを標準としています。
また、電気式温度計は、直射日光に当たらないように、通風筒の中に格納しています。
通風筒上部に電動のファンがあり、筒の下から常に外気を取り入れて、気温を計測しています。
と決まっています。
しかし、実際には、私たちは、日常生活で、
ことも多いと思います。
■ 実際の最高気温
それにしても、
と思った私は、
そこで、100円ショップに立ち寄って、温度計を買って地表の温度を測ってみました。
すると・・・
これは炎天下の地表の温度ですが、
実際に、炎天下の日中に外で仕事をしている人であれば、分かると思いますが、
実際に私たちが感じる最高気温は、
40℃くらいでで騒ぐな!とも言いたくなります。
炎天下の外でなくても、エアコンを付けていない室内や車内の温度は、想像を絶する暑さでしょう。
■ おわりに
2018年の夏は、連日のように猛暑がニュースになっています。
大暑だった2018年7月23日、14時16分、
この記録は、2013年8月12日に41.0℃まで上昇した、高知県江川崎の記録を上回り、5年ぶりに日本最高気温の更新となりました。
しかし、実際には、
WTOや気象庁が定める、気温の測定方法は、それはそれでいいとは思いますが、
実際には、
という注意喚起を、なぜニュースなどでおこなわないのかが、私には不思議でなりません。
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